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2011/04/23 (Sat)
「想い雲」みをつくし料理帖   高田 郁   ハルキ文庫

澪という女料理人が、季節に合わせていろいろな料理を考える。

舌だけでなく、目でも味わえる料理。
その料理を思い浮かべるだけでも楽しい。

今の時代、旬ではなくても食べられるものが多い。
それをその旬の時にしか食べられないというのは、
つまらないかもしれないが、とても素敵に思える。

豊年星 「う」尽くし
   土用の丑の日に出す料理「う」尽くし。
   鰻は高価で庶民がたやすく食べられないので、
   代わりに考え出したものである。
   卯の花和え、梅土佐豆腐、瓜の葛ひき、埋め飯。
   どれも手が込んではいるが、身近な食材でできているのがいい。
   赤く輝く豊年星は、ご寮さんの珊瑚の簪と似ている。
   大切な簪。お金に替えるために手放してしまった簪。
   その赤い色が切ない。
想い雲 ふっくら鱧の葛叩き
   今は吉原にいる幼なじみを思って作る料理。
   ふたりはお互いを思いながら、会うことができない。
   そんなふたりのことを春樹暮雲のようだと言われる。
   蛤を片貝ずつ持つふたり。いつか逢わせて上げたい。
花一輪 ふわり菊花雪
   山芋に菊の花を入れたら綺麗だろう。
   目に見えるような気がする。
   澪が手折ろうとして折れずに、根元から抜けてしまった駒繋ぎ
   移しかえた先で、健気に咲いていた。
   そんな駒繋ぎの花に似ていると想い人に言われた澪は、
   どんなに嬉しかっただろう。
初雁 こんがり焼き柿
   妹のような奉公人ふきの弟がいなくなる。
   ふきは心配のあまり、何ものどを通らない。
   そんなふきに柿を焼いてあげる澪。
   柿を焼いて食べるというのは知らなかった。
   でもとても美味しそう。

時代小説は、宮部みゆきのものしか読んでいなかったが、
この高田郁の作品は読みやすくていい。
今の日本にはない美しさのようなものが伝わってくる。
読み終わった後に、穏やかな気持ちになれるのも嬉しい。
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